セラピストの"はてな"

セラピストの"はてな"はクライアントを幸せにする為の種。10年未満のセラピストの為のヒラメキと知識の辞典

季節と内臓

脾臓膵臓の疲れから、肺、大腸に移ってきました。

 

 

肺の関連筋は、前鋸筋。

大腸の関連筋は腰方形筋、ハムストリングス

 

大腸に影響が出ると、便秘。

これをやり過ごすと、体はこれ以上モノを入れられなくするために、喉の炎症を起こす。

便秘、息が吸いづらい、喉が痛い、風邪、咳が治らない…。

症状を抑える為には、大腸、肺、気管支、そして、脾臓膵臓、胃の働きも活性化させてあげたい。

 

セルフケアは、甘いモノ冷たいモノを控えて、消化を助ける食事。

また肝機能や腎臓機能を高める、梅干しや柑橘類などが良いので患者さんにお伝えすると良いでしょう。

 

大腸(S状結腸の解放)

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脚の方に向けての圧を加えながら、内方にグっとなるように押さえる。

組織を傷付けないように、指先の力を抜いて。

 

 

肺の膨張リセット

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肋骨から肺を意識して、内方、上方に持ち上げる。

左右行う。

 

 

脾臓矯正

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肋骨弓の左側から脾臓に向けて手を入れて脾臓を持ち上げる様に。

指先に力を入れ過ぎないこと。

 

 

咳が続く、喉の炎症がひどいときに。

金額設定の悩み

施術の時間と金額設定。

 

ぼくも料金変更などの時は、正直迷走しておりますよ。

日々施術の進化をしていくと、今まで1時間かかっていた症状が、10分程に短縮されたり

今まで治せなかった症状が治せるようになったり

 

でも、施術家は驕り高ぶってはいけない。

 

施術家はクライアントの良き相談相手であり、理解者であり、友人であるべき。

クライアントは施術家の良き理解者であり、時には相談相手であり、友人である。

 

傲慢にならないように気をつけたい。

 

 

と言うのを、もう一度再確認。

 

 

金額が高い!

と思われるとダメ。

 

これで、この金額!?

安い!

と思われるクオリティの施術を目指すべきで、金額うんぬんかぬんではない。

 

施術家は腕を磨くことに専念する!

 

 

 

でも安過ぎるのは返って良くないので、気をつけましょう。

 

背筋を伸ばす施術

背筋をあまり伸ばし過ぎる施術をすると、呼吸が浅くなり、体液循環を悪化させる。

 

脊柱の生理的湾曲になるよう施術を組み立てると良い。

 

女の子に多いのが、反り背なのに、猫背だと思い込み、背筋を伸ばして余計に悪化させているパターン。

背筋をそらせば、そらせるほど、首、肩、背中、腰、骨盤の硬さを作る。

 

 

施術家・セラピストの在り方

最近、周りのセラピストさんからお悩みを聞きます。
ぼくもよく躓く部分でもあります。

ついつい、自分がなんとかしてあげよう!治してやろう!変えてやろう!
としてしまいがちです。

施術家・セラピストとしては間違いではないのですが、自分のテクニックや想いを押し付けにしてしうのは違う。


人はひとりで勝手に治るし、変わる。
私たち施術家・セラピストは技や知識や経験におごってはいけない。
施術家・セラピストは、クライアントその人の良き理解者であり、友人であり、相談相手である。
また、その逆にその人は、私たちの良き理解者であり、友人であり、相談相手でもある。
クライアントの自然治癒力、イネイトインテリジェンスを邪魔しない。
ただ少し手を添えるだけ。
施術家・セラピストが治しているワケでも、変えているワケでもない。
人はひとりで勝手に治るし、変わる。

仙骨の硬さ

仙骨の硬さをひとつの指標にしてみましょう。

 

「施術の終わりが見えない…」

という方によく会います。

 

どこが、どうなれば1番楽になるのか?

 

頸部が緩んでいる事も指標なるけど、お腹の中まで全体的に緩んでいるか、良い状態か、は仙骨がいいかも。

 

寛骨ではなく、仙骨

伏臥位で仙骨をポンピングして

「硬い」がスタートとしたら

「動く」がゴール。

最近の学び

ゆがみや不調

様々な症状の根本的な原因を常に追及していますが

 

最終的に行き着くところはどこか?

 

結局は、あらゆるすべての症状、骨格筋やなんやかんやのゆがみ、不調は、血液の不足、神経伝達物質の過不足、分泌異常なのだろうというところに行き着くのでは。

 

 

では、整体師は何をすればいいのか?

 

内臓の活性、頭蓋内圧のコントロール、体液循環の活性をすればいい

後は栄養指導。

 

 

ぼくの結論は、いまのところ、ここだ。