セラピストの"はてな"

セラピストの"はてな"はクライアントを幸せにする為の種。10年未満のセラピストの為のヒラメキと知識の辞典

紹介カードを用意しておく

集客の1番、「かたい」方法は

紹介です。

紹介をもらう。

 

紹介をもらうには、技術を磨くことが1番手っ取り早い

技術と魅せ方がマッチすれば

親戚のおばちゃんでもびっくりして誰か紹介してくれます。

 

その時に紹介カードとかあったらさりげないでしょ

 

「紹介してくれー!」

 

という露骨なのはNG

 

DMも、キャンペーンだのなんだので割引きばっかりも良くありません。

「お元気ですか?」くらいのが丁度良い。

反応を待つ・見る

施術の方法はいろいろありますが

どんな施術にも共通するとすれば

 

「反応を待つ」

「反応を見る」

 

でしょうか?

 

よくある、もみほぐしは

反応を待つ・見るはあまりないでしょう。

達人なら指圧の一手、0.何秒の瞬時に見極められるんでしょうが

なかなかそこに達するのは難しい。

 

ぼくは専門的な"指圧"はしませんが、指で押さえたり、手根や手掌で押圧したりします。

 

その時に、単にグイグイもみほぐすのではなく

クライアントの身体の反応を見ながら押圧したり

持続圧で、反応が出るのを待ったりします。

 

筋肉が緩む瞬間

内臓が動く瞬間

関節が緩む瞬間

呼吸が入る、出る瞬間

全身がふわっと軽やかになる瞬間

 

 

などを「待つ」

 

 

流れ作業ではなく

反応を見たり、待ったりすることは

施術にはとっても大切なことです。

 

これは

「症状を見る」のではなく、「クライアント自身を見る」という事にも通じます。

 

 

参考に…。

 

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技術に確かな自信を

ぼくは自信家ではありません。

でも施術家です。

施術家は、施術に、技術に自信

というか、「確かな手ごたえ」がないと続けられない。

 

なんとなく、効いたからこのテクニックを

今後、スタンダードなテクニックにしておこう

 

このテクニックは、3日連続使って効果が見られた。

でも、なんとくなくわかんないけど

一週間くらい、効き目がなんとなく弱い

なんか使えなさそうだから、もう使わないでおこう。

 

やり方は、あってるけど

「なんとなく」とか、「実際のところ、どうなって効いてるのかわからない」

とかでは、効果の出方が違うし

出し方がわからない。

 

技術は理論があって成り立つ

いつ使うか、どんな状態の時に有効かがわかる(説明できる)

それがあって、技術の確かな自信になる。

 

なんとなく使っているテクニックを

分析するのも、良いと思います。

施術の先を見る

施術家が陥りやすいポイントは

 

「治そう」とすること

治すのはクライアント自身の身体であって、施術家は矢印を向けるのが役目です。

 

その矢印をいくつ

どの方向に向けてあげるか

健康へと導きやすくするか

 

施術直後、症状がおさまらなくても

その後、健康に元気になれば、我々の役割りは成されていることになります。

 

 

「治せなかった…」と落ち込まず

「健康にしてあげたい」

と思うだけでいい。

 

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頭蓋調律セミナー

8/19(金)

13:00〜16:00

《後頭骨・仙骨・脊柱》

《"金"・肺・大腸》

参加費:¥20,000

 

頭蓋から全身を整える。

外面的・内面的にも健康へと導く施術となります。

頭蓋は、これまで悩んだ症状に悩まなくなる。それが楽しいんですよね(*^^*)

ギックリ腰に備えて!

季節の腰痛ブームが過ぎ去ろうとしています。

 

ですが、梅雨明け〜最近まで腰痛をお持ちのクライアントが、そのままおさまるケースと、いよいよギックリ腰になる方に分かれます。

 

ギックリ腰や股関節痛などに備えましょう〜!

 

肩こりシーズンは、もういよいよです!

胸郭出口症候群

先日、整形外科の診断で

「ストレートネック、胸郭出口症候群の疑い」

と来られた方の結果。

ストレートネックでも、胸郭出口症候群でもない事がすぐにわかり一件落着。

 

胸郭出口症候群は、肩こり、首こりが起こる。20代〜の女性に多く、首が長く、なで肩の場合に多い…」

などと書かれていたり、病院でも言われるようです。

症状の訴えと画像診断と見た目だけで、病名を付けるのは、患者にとってどれだけ心の負担になるか、もう少し考えてほしいと思う。

 

腕神経叢と鎖骨下動脈の圧迫で起こるので、前回の記事にも書きましたが、何を圧迫しているかで、症状が変わります。

 

しびれているのか?

ビリビリ痛いのか?

動かすと痛いのか?

動かさなくても痛いのか?

重だるくてたまらないのか?

 

そして、胸郭出口症候群の一番の特徴は、一定時間、腕を持ち挙げ続けると血の気が引いて腕が青くなる。

もしくは、挙げてられない。

という症候が見られる。

 

それ程重い症状がないなら、病名を気にしない、気にさせない方が良いと思う。

 

 

実際に先日のクライアントは、最初、首や肩が重苦しいと訴えていたが、検査して、胸郭出口症候群やストレートネックの説明をして、症状が当てはまらないから、胸郭出口症候群でもストレートネックでもないから、安心してください。

これなら簡単に症状は取れていきます。

 

と言うと、それだけで症状はかなり軽減されたと言ってただの肩こり首こりになった。

 

施術は頭蓋以外、特別なことなどしていない。

 

では、実際に胸郭出口やストレートネックだったとしたら、どうすればいいのか?

どちらも、斜角筋の緊張が関係する。

胸郭の場合は、小胸筋。

その緊張をとればいい。

ストレートネックの場合は、胸鎖乳突筋や板状筋も含め、緊張を取る。

 

なぜ、斜角筋や小胸筋が緊張しないといけなかったのか?

僧帽筋や大胸筋、前鋸筋、棘上筋などの筋力低下が起こってしまったからではないか。腕、鎖骨、胸郭を支える筋肉が筋力低下したことで、無理に首周辺の筋肉が過緊張を起こしたと考えて。

臓器の反射から考えると、腎臓、肝臓、肺の機能低下。

それらの臓器の反射を使ってもいいし、経絡を使ってもいい。

 

なで肩、首が長く見えるという見た目判断ができるのは、僧帽筋などの大きな筋肉が筋力低下を起こすことで、首が長くなで肩に見えるからということだろう。

 

クライアントも施術家も病名に惑わされてはいけない。

施術家は、痛い部分や症状だけを見るのではなく。広く見る。クライアント自身を見る。