セラピストの"はてな"

セラピストの"はてな"はクライアントを幸せにする為の種。10年未満のセラピストの為のヒラメキと知識の辞典

施術家・セラピストの在り方

最近、周りのセラピストさんからお悩みを聞きます。
ぼくもよく躓く部分でもあります。

ついつい、自分がなんとかしてあげよう!治してやろう!変えてやろう!
としてしまいがちです。

施術家・セラピストとしては間違いではないのですが、自分のテクニックや想いを押し付けにしてしうのは違う。


人はひとりで勝手に治るし、変わる。
私たち施術家・セラピストは技や知識や経験におごってはいけない。
施術家・セラピストは、クライアントその人の良き理解者であり、友人であり、相談相手である。
また、その逆にその人は、私たちの良き理解者であり、友人であり、相談相手でもある。
クライアントの自然治癒力、イネイトインテリジェンスを邪魔しない。
ただ少し手を添えるだけ。
施術家・セラピストが治しているワケでも、変えているワケでもない。
人はひとりで勝手に治るし、変わる。

仙骨の硬さ

仙骨の硬さをひとつの指標にしてみましょう。

 

「施術の終わりが見えない…」

という方によく会います。

 

どこが、どうなれば1番楽になるのか?

 

頸部が緩んでいる事も指標なるけど、お腹の中まで全体的に緩んでいるか、良い状態か、は仙骨がいいかも。

 

寛骨ではなく、仙骨

伏臥位で仙骨をポンピングして

「硬い」がスタートとしたら

「動く」がゴール。

最近の学び

ゆがみや不調

様々な症状の根本的な原因を常に追及していますが

 

最終的に行き着くところはどこか?

 

結局は、あらゆるすべての症状、骨格筋やなんやかんやのゆがみ、不調は、血液の不足、神経伝達物質の過不足、分泌異常なのだろうというところに行き着くのでは。

 

 

では、整体師は何をすればいいのか?

 

内臓の活性、頭蓋内圧のコントロール、体液循環の活性をすればいい

後は栄養指導。

 

 

ぼくの結論は、いまのところ、ここだ。

 

紹介カードを用意しておく

集客の1番、「かたい」方法は

紹介です。

紹介をもらう。

 

紹介をもらうには、技術を磨くことが1番手っ取り早い

技術と魅せ方がマッチすれば

親戚のおばちゃんでもびっくりして誰か紹介してくれます。

 

その時に紹介カードとかあったらさりげないでしょ

 

「紹介してくれー!」

 

という露骨なのはNG

 

DMも、キャンペーンだのなんだので割引きばっかりも良くありません。

「お元気ですか?」くらいのが丁度良い。

反応を待つ・見る

施術の方法はいろいろありますが

どんな施術にも共通するとすれば

 

「反応を待つ」

「反応を見る」

 

でしょうか?

 

よくある、もみほぐしは

反応を待つ・見るはあまりないでしょう。

達人なら指圧の一手、0.何秒の瞬時に見極められるんでしょうが

なかなかそこに達するのは難しい。

 

ぼくは専門的な"指圧"はしませんが、指で押さえたり、手根や手掌で押圧したりします。

 

その時に、単にグイグイもみほぐすのではなく

クライアントの身体の反応を見ながら押圧したり

持続圧で、反応が出るのを待ったりします。

 

筋肉が緩む瞬間

内臓が動く瞬間

関節が緩む瞬間

呼吸が入る、出る瞬間

全身がふわっと軽やかになる瞬間

 

 

などを「待つ」

 

 

流れ作業ではなく

反応を見たり、待ったりすることは

施術にはとっても大切なことです。

 

これは

「症状を見る」のではなく、「クライアント自身を見る」という事にも通じます。

 

 

参考に…。

 

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技術に確かな自信を

ぼくは自信家ではありません。

でも施術家です。

施術家は、施術に、技術に自信

というか、「確かな手ごたえ」がないと続けられない。

 

なんとなく、効いたからこのテクニックを

今後、スタンダードなテクニックにしておこう

 

このテクニックは、3日連続使って効果が見られた。

でも、なんとくなくわかんないけど

一週間くらい、効き目がなんとなく弱い

なんか使えなさそうだから、もう使わないでおこう。

 

やり方は、あってるけど

「なんとなく」とか、「実際のところ、どうなって効いてるのかわからない」

とかでは、効果の出方が違うし

出し方がわからない。

 

技術は理論があって成り立つ

いつ使うか、どんな状態の時に有効かがわかる(説明できる)

それがあって、技術の確かな自信になる。

 

なんとなく使っているテクニックを

分析するのも、良いと思います。