心の臓器
心の臓器と書いて「心臓」
その名の通り、心臓は心を現す。
ビクッ
ズキン
ジーン
ザワザワ
ドキドキ
心臓はその時々で様々なパルスを発する。
それ以外でも、小さなストレスでも、心に、心臓に溜まる。
頭蓋骨において、心臓は蝶形骨という(こめかみの部分)骨に関係します。
体の限界に近づくにつれ、こめかみが凹んできます。
大きなショックを受け、立ち直れないような事がキッカケで、体を弱らせていっている方はこめかみが凹んで、硬くなってきます。
ボクの施術では、これを柔らかく、膨らむように促していきますが、正直時間、回数はかかります。
心を大切に。
心臓と関連する筋肉は、肩甲下筋。
五十肩のような症状、腕が痛くて上がらない…
などは…心臓を労わる
体の限界に近いているので要注意
と、思ってください。
運動して、筋肉鍛えないと…
は厳禁です。
限界なので、休みましょう。
11月の頭蓋調律セミナー
更新をしなくては…!
と思っていましたが、バタバタとしていて、とうとう今日になってしまいました。
11月の頭蓋調律セミナーは
29日(火)12:30〜
前頭骨・篩骨・鼻骨
肝臓・胆嚢
です。
冬に弱める腎臓を助けるのに、肝臓の働きを良くする。
五行の流れでも、今の時期は肝臓・胆嚢へのアプローチは必須です。
前回のセミナーで、ワンクールが終了しましたので、今回から新たに内臓へのアプローチを行けたらいいな〜と考えています。
手技に終わりはなく、完成もない。
常に進化・進化・進化ですね!
参加費:20,000円
復習:2,000円
(セミナーは全5回)
施術の矛盾、寝具選びの間違い
施術の前に、寝具選びの前に自分の姿勢を確認してほしい。
猫背と思っている人も、実は猫背ではなく、平背で顔だけが前に出ている姿勢がほとんどだ。
平背は背骨も筋肉もカチカチ。
交感神経が高ぶり、呼吸は浅く、痛みや苦痛に鈍感になる。
血管は収縮、末端まで血液が流れにくいので、冷え、血圧は高くなる。
この状態で、低反発マットレスに寝ている人は、平らな背中がマットレスに沈み込んで、無理に長時間丸くなるので痛めることがある。
だから、高反発が良いと言われるようになった。
高反発は、体への刺激が強いが、刺激に鈍い、交感神経優位の平背姿勢には寝心地がよくなる。
しかし、猫背、丸背がうまく形成されている人にとっては、刺激が強く、せっかくの良い姿勢を長時間かけて平背に矯正されるので、痛めることがある。
仰向けに眠れないので、寝返りが多くなる。
寝返り促進と言う意味では良いかもしれないが、これは刺激からの逃避なので、あまり好ましくない。
寝具は適度に硬く、適度に柔らかくないといけない。
背骨や筋肉、筋膜を伸ばす作用のある寝具は注意が必要だ。
何故かというと、寝ている間中、ずっと微弱であっても刺激が加わり続ける。筋膜が持続的に伸ばされ、筋肉と筋膜の粘弾性、伸縮性の違いから、筋肉と筋膜の伸縮バランスが崩れる。
高額の高反発マットレスやローリング機能のついたベッドを使い続けることで、痛みや苦痛に鈍感な平背姿勢を形成していく。
平背で体の運動の連動性をどんどんかいていくが、痛みや苦痛に鈍感なため、自分の体が悪くなっていることにあまり気付かない。
しかし、そんな健康寝具に寝ている人も、腰痛も肩こりも頭痛もある。
寝具を買う前に、体を人間本来の連動性、機能性に優れた、丸背姿勢、連動運動を整えてくれる整体をしてくれる整体院や整骨院などで治療してからにしましょう。
背筋を伸ばしましょう!
体幹をしっかり固めましょう!
猫背は体に悪い!
と言う、整体院や整骨院は、一般常識を鵜呑みにしているだけで、解剖学に基づいた治療ができていません。
体の勉強をしているのにも関わらず、人間本来の背骨の形を知っているのにも関わらず、それを伸ばす、歪ませる治療を知らず知らずにやってしまっているのです。
硬く緊張した筋肉は、ほとんどの場合、伸ばされた状態で硬くなっています。
なのに、筋肉を伸ばす施術をしている。
関節や靭帯を引き伸ばされた状態のムチウチをけん引している。
骨盤がゆがんでいると、局所的に骨盤を矯正する。
連動性から見た骨盤はゆがんで見えて当たり前、正常。でも、局所的に見るとゆがんで見える。だからゆがんでいると判断し、矯正する。
矛盾だらけだ。
なんとかしないと。
猫背矯正
現代人はみな胸を張った平背なので、猫背ではないため、猫背矯正してはいけない。
逆に猫背に矯正してあげないと。
一流のスポーツ選手や故障のないスポーツ選手はみな猫背、丸背。
なぜか?
平背では
力が入らない
瞬発力に欠ける
呼吸が浅い
血液や体液の循環が悪い
格闘技もスポーツも、背を丸めて構える。
誰も胸を張って構える人はいない。
丸背になるよう指導してあげましょう。
間違っても、背筋を伸ばす施術はしてはいけない。
お金をかけて体を悪くするような猫背矯正はしてはいけない。
生理的湾曲に戻してあげなくてはならない。
ほとんどのクライアントが、上の様な背骨の状態なのに、「猫背だ」と言って来院する。
これに猫背矯正のように、背筋を伸ばして胸を張らせるような施術を加えると、重心が前傾に傾き、より疲れやすい重心となる。
季節と内臓
肺の関連筋は、前鋸筋。
大腸の関連筋は腰方形筋、ハムストリングス。
大腸に影響が出ると、便秘。
これをやり過ごすと、体はこれ以上モノを入れられなくするために、喉の炎症を起こす。
便秘、息が吸いづらい、喉が痛い、風邪、咳が治らない…。
症状を抑える為には、大腸、肺、気管支、そして、脾臓や膵臓、胃の働きも活性化させてあげたい。
セルフケアは、甘いモノ冷たいモノを控えて、消化を助ける食事。
また肝機能や腎臓機能を高める、梅干しや柑橘類などが良いので患者さんにお伝えすると良いでしょう。
大腸(S状結腸の解放)
脚の方に向けての圧を加えながら、内方にグっとなるように押さえる。
組織を傷付けないように、指先の力を抜いて。
肺の膨張リセット
肋骨から肺を意識して、内方、上方に持ち上げる。
左右行う。
脾臓矯正
肋骨弓の左側から脾臓に向けて手を入れて脾臓を持ち上げる様に。
指先に力を入れ過ぎないこと。
咳が続く、喉の炎症がひどいときに。
金額設定の悩み
施術の時間と金額設定。
ぼくも料金変更などの時は、正直迷走しておりますよ。
日々施術の進化をしていくと、今まで1時間かかっていた症状が、10分程に短縮されたり
今まで治せなかった症状が治せるようになったり
でも、施術家は驕り高ぶってはいけない。
施術家はクライアントの良き相談相手であり、理解者であり、友人であるべき。
クライアントは施術家の良き理解者であり、時には相談相手であり、友人である。
傲慢にならないように気をつけたい。
と言うのを、もう一度再確認。
金額が高い!
と思われるとダメ。
これで、この金額!?
安い!
と思われるクオリティの施術を目指すべきで、金額うんぬんかぬんではない。
施術家は腕を磨くことに専念する!
でも安過ぎるのは返って良くないので、気をつけましょう。