反応を待つ・見る
施術の方法はいろいろありますが
どんな施術にも共通するとすれば
「反応を待つ」
「反応を見る」
でしょうか?
よくある、もみほぐしは
反応を待つ・見るはあまりないでしょう。
達人なら指圧の一手、0.何秒の瞬時に見極められるんでしょうが
なかなかそこに達するのは難しい。
ぼくは専門的な"指圧"はしませんが、指で押さえたり、手根や手掌で押圧したりします。
その時に、単にグイグイもみほぐすのではなく
クライアントの身体の反応を見ながら押圧したり
持続圧で、反応が出るのを待ったりします。
筋肉が緩む瞬間
内臓が動く瞬間
関節が緩む瞬間
呼吸が入る、出る瞬間
全身がふわっと軽やかになる瞬間
などを「待つ」
流れ作業ではなく
反応を見たり、待ったりすることは
施術にはとっても大切なことです。
これは
「症状を見る」のではなく、「クライアント自身を見る」という事にも通じます。
参考に…。