セラピストの"はてな"

セラピストの"はてな"はクライアントを幸せにする為の種。10年未満のセラピストの為のヒラメキと知識の辞典

施術しない方がいい方

全てに置いて万能はあり得ません。

 

整体の可能性はありますが、身を守ることも重要な事です。

 

クスリの長期服用、常用、乱用が考えられる方は、実は危険がいっぱいです。

ぼくは、治療に置いて、減薬、断薬も勧めています。

 

でも、クスリが健康を維持してくれていると勘違いしている方も少なくない。

実際に持病で、クスリによっての生命維持が必要な場合はあり得ます。

ですが、的外れが目立ちます。

 

 

特に降圧剤

「やめられない」「やめてはいけない」「毎日飲まないといけない」

非常に危険な事ですよね。

 

降圧剤を服用している方の、おそらく99%は、飲む前に血圧を測ってはいないでしょう。

安定してようが、してまいが、高かろうが、低かろうが、関係なく服用します。

 

もし、低血圧時に降圧剤を服用して、めまいや吐き気、異様な倦怠感がある…と整体を受けに来られ

施術したら、倒れた。

気を失った。

動けなくなって救急車を呼んだ。

意識不明の重体に陥った。

 

整体師のせいではなくとも、整体師のせいになります。

 

 

何故、その様な症状になったのか?

何か心当たりはないか?

○○したのではないか?

 

実は、きちんとした問診は、自分を守る術でもあります。

 

 

ぼくは、降圧剤を服用している方には必ず聞きます。

「どのくらいの期間、服用してますか?」

「クスリを飲む前に、ちゃんと血圧を測って飲んでますか?」

など。

 

 

「そんな面倒な事してない」

「朝測ってるけど、昼、夜はしてない」

「お医者が、きちんと毎日3回飲みなさいと言うから、そうしてるから大丈夫だ」

「何年も前から飲んでる」

 

症状は?

 

「常に肩こり、首こりがある」

「時々めまいがする」

「疲労で動けない時がよくある」

「階段の登り降りもできないくらいキツい」

完全に降圧剤のせいでしょうね。

頸椎がゆがんでるとか、骨盤がどうのとか…そんなの二の次。

 

施術で取れるのもあるでしょうが、続けると悪化するでしょう。

 

 

危険なのは、施術中に

肩や首辺りを触ってもない

「なんだか、肩から首辺りが、変な感じがします…。」

「痛いとかじゃなくて、気持ち悪いというか、こった感じ…」

 

これは、危険なサインです。

すぐに施術を中断しましょう。

 

 

そして、以下の症状が重なる場合は、施術をせずに、すぐに病院に行ってもらいましょう。

 

 

「呂律が回らなくなった」

 

「最近、異様な肩こりがあった(または、頻回に起こる)」

 

「何もしてないのに、急に息苦しくなって吐きそうになった(または吐いた)」

 

「片脚(または片腕)だけが、異様にむくむ」

 

「ギックリ腰や寝違えの様な急性の激痛が、短期間で頻回に起こる」