画像診断に惑わされるな
整形では、レントゲンなどの画像診断で、平面図で平面的に動きのない状態で診て、判断してしまいがち。
でも、人間は動くし、立体的だし、奥行きもある。
心もある。
「原因不明だ!」言われたら、心もひずみができる。
必要な時もあるだろうが、レントゲンなどの画像診断は、場合によっては、しょうもない先入観を入れてしまう。
カイロプラクターに多いのが、レントゲン写真でサブラクセーションを見て、そこをアジャストメントして、満足する。
しかし、それは局所的にしか見ていない。
もちろん、モーションパルペーションなども加えて検査は行うだろうけど、余計な先入観があるのと、ないのとでは、結果はかなり違う。
サブラクセーションは、なぜ、サブラクセーションにならなければいけないのか?
という原因を追求することを忘れてはいけない。
その「平面図」に答えはない。
目の前のクライアントさんを見て、診て。
聞いて、聴いて。
レントゲン映像は、影絵みたいなもんです。
ほんの数ミリ角度を変えるだけで、映る映像はまるで違う。
原因を見つけて、それをクライアントに伝える。
それだけでも、クライアントの症状は改善したりもする。
それは、心の部分です。
心は、体を変える。
原因不明と言われたら、体は硬くなる。
だいじょぶですよ。と言われたら、体は柔らかくなる。
奥行きのある治療を目指してみましょう。