原因はひとつとは限らない
例えば、「腰が痛い」という症状があれば、何か原因があるから痛みになる。
何もなければ、痛みは起こらないから。
そんなことは当たり前ですが
よく、原因は○○だ!と特定するものを見る。
そして、○○エクササイズ!これさえやっておけば治る!
骨盤を矯正すれば治る!
根本原因は骨盤のゆがみだ!
もちろん、○○も原因になっているし
それではない、○○も原因となってもいる。
原因はひとつとは限らない。
カイロプラクティックや鍼灸や整体、操体、気功、マッサージなど様々な手技があり
全然別の手法でやっても、それぞれ治るし
この手法では、○○がすごく良くなったけど、あの手法では○○がすごく良くなった!
ひとつひとつ、様々な原因を、それぞれ治しているから、治る。
ぼくたち治療家は、原因はコレ!と
ひとつに絞らない事が必要だ。
できるだけ多くの原因を見つけ、的確にそれらを整える
手技の引き出しの数や知識の量が重要。
と、ぼくは思う。
腰痛の原因は、腰自体が原因となっていることもあるし、腕が原因していることもあるし、内臓が原因していることもある。
レントゲンやMRIでは、腰椎のゆがみやヘルニアが原因していると診られるし
ゆがみやヘルニアを整えるよう手技を加えなくても、痛みを消す事もできる。
ぼくは、頭蓋骨と内臓の施術でいろんな症状を治す!
というイメージが付いてきている感じなのですが
そこだけではない
骨格筋の施術もするし、別の手法もあるし、いろんな目線も持って施術しています。