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肩こり施術のトラップ

肩こり「症状」の施術に注意。

 

肩こり、首こり、背中の痛み、腰痛など
症状はそこにあるけど
原因はそこではないことが大半。

首の付け根辺りから肩にかけての症状は
前回の記事の通り。

肩甲骨周辺、菱形筋付近は大腿部からふくらはぎにかけてのテクニックを使うと有効。
これは、三角筋の痛みも。
特に三角筋は膝裏を和らげると良い結果が得られます。

これは、肝臓と胆嚢の機能低下の問題。
肝臓の機能低下は菱形筋と大胸筋の筋力低下
胆嚢は三角筋と膝窩筋。
膝窩筋を緩めるのには、大腿筋膜張筋を和らげると良いでしょう。
ちなみに大腿筋膜張筋は大腸。

ですので、ひっくるめると
腹部操法が1番手っ取り早い。

肩が痛いからといって
僧帽筋や棘上筋などを強く揉みほぐすと
後から吐き気を催すこともあるので注意したいところです。

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