整形の診断が100%正解ではない
先日いらして頂いたクライアントさん
右肩甲骨が痛く、首から背中、腰まで張る。
最近はひどくて起床時には右半身が固まったようになる。
との事で、整形に3件行かれたようです。
1、2件目までは
「なんでだろうね?」
で終わり。
3件目で
「右肩が下がり過ぎている」
「右肩の筋トレをしなさい」
との事でした。
大人気の整形らしく、朝8時に受付に行って、診察は18時。
それで、そんな診断で終わりとは、なんとも言えない…。
みたところ、右肩が下がっているのではなく、左肩が上がっていました。
右肩には緊張感はなく、左肩に緊張感があり、胃の反応も強く出ていました。
これで、右肩などの筋トレをしたら、ますます悪くなるでしょう。
季節的な内臓の症状と、持病もあり
その結果、下部頸椎の可動性が著しく悪い。
クライアントさんが、整形外科で、どんな診断を受けているか…は、ひとまず置いといて…
きちんと目の前のクライアントさんの体や動き、骨格だけの診断ではなく、内臓の調子もみてあげないとね。
騙される方が悪いの?いや、騙す方が悪い!
どうでもいい事だけど
(いや、よくないか)
ナチュラルロー○ンの
いかにもナチュラルで体に良い的なお菓子
ゼロノンシュガーチョコ
に…
アスパルテームがしっかり使われている。
おもっきり人工やん 笑
自然やないやん 笑
それなら潔く砂糖使ってる方がいい。
いかにも、ナチュラルでオーガニックでヘルシーなイメージのもの。
ノンシュガー、ノンカロリー、糖質ゼロ、有機栽培、とくほ
体に良いものが高いのは良いけど、体に悪いモノをわざわざ高く買わせるマーケティング…。
騙される方が悪いと言われれば、そうかも知れませんが、明らかに騙す方が悪い。
無知は無駄遣いになる。
騙されないように知識を身につけましょうね。
治療においての指標
治療、施術において
クライアントの訴える症状とは別に
何故、その症状を発症しているのか?
という原因を探る必要がある。
原因の特待、解除なくして、治療とは言えないと、常にぼくはそう考えています。
前回にも書いたように、症状と原因の場所は、まったく別の場所である。
様々な痛みやコリなどの症状、急性症状、不定愁訴は内臓からくるものがほとんどです。
僧帽筋に現れる硬結部で、どの内臓の機能低下が起きているかを探る、指標(インディケーター)が役立つ。
または、東洋医学での脈診。
それを踏まえた上で、筋力低下を起こしている筋の特定。
問診→症状、状態、病歴など
視診→見た目、舌診、顔色など
触診→硬さ、柔らかさ、熱感など
動診→体や関節の連動性、可動域など
そして、空気感を"察する"
様々な指標をできるだけ多くみて、それぞれの指標から導いた答えから、座標(原因)を特定し、そこを施術する。
大切なのは、テクニックではなく"診る目"と"察する"感覚だ。
指標も座標もズレていたら、その治療は100%の効果を発揮しないし
下手をすれば意味がない…どころか、お門違いな施術は、症状を悪化させる。
手数が多くなると、クライアントの刺激への許容範囲を超えてしまうからだ。
刺激量を少なく、適度に、丁度よく
指標(インディケーター)を立てる治療法は、そういう意味でもかなり使える。
セミナーの今後
Facebookを見ていると、まぁセミナーの多い事。
いつでも、どこでも、なんでも、かんでも、学ぶ場がたくさんある。
なので、ぼくは敢えて「門外不出」にしていこうと思います。
昔はどんな治療法もそうだったように思います。
柔整師も昔はコネがないと勉強できなかった、免許を取得すれば、それだけでもう人生アガリ…みたいなものだった…と聞いた事があります。
でも、今は違う。
セミナーはどんどん増えていくし、DVDも動画もどんどん増えていく。
(ワンテクニック3万だの10万だのという時代よりはいいのかもしれませんが)
学べる方からしたら有難い事ですけどね。
でもさー
外に出し過ぎてない?
と思ったのでした。
そんなに簡単に学べるものなの?
学んだら、学んだだけで終わる方も多い。
使わないとか…もったいなすぎる。
「ちゃんとできるようになってから使おうと思う」とか…笑
使わなかったら一生、ちゃんとできるようになんてならんやろ。
学ぶ方の「覚悟」みたいなものも薄れていってるような…
結果、質が低下してんじゃないの?
質の低い施術を受けた人が、「あー整体ってこんなもんか…」みたいな印象だと、業界全体の印象の低下に繋がる。
昔みたいに、学ぶからには絶対にモノにしてやる!という覚悟や意気込みみたいのがあった方がいいよね。
その方が業界全体の質の向上に繋がるのでは。
確かな理論と技術と実績があるものは、学ぶ場があるに越した事はありません。
セミナー業も淘汰されていくではないでしょうか。
ぼくの技術はぼくの中だけで磨き、洗練されて、ぼくが救える方だけをしっかりとサポートしていく。
それ以上を求めても、窮屈になるだけだな…と思ったのです。
ですから、今年いっぱい(もっと早いかも…)でセミナーは辞めます。
皆さん、さようなら 笑
腰痛
腰痛と言えば、骨盤のゆがみ?
腰椎の変異?
ヘルニア?
原因は何処にあるのでしょう?
正直たくさんあり過ぎて特定なんてできません。
内臓から
背中から
首から
脚から
腕から
股関節から?
頭蓋骨から?
腰自体が悪いのか?
普段の姿勢の問題?
次回の勉強会では、この難解な腰痛に関して、みんなで紐解いていきたいと思います。
次回は、5/16(火)
自然整体勉強会
10:00〜12:30
テーマ【腰痛】他リクエスト
6,000円
(頭蓋受講者:5,000円)
頭蓋調律
13:15〜16:00
テーマ【木】前頭骨・鼻骨・篩骨・肝・胆
20,000円
(復習:2,000円)
たったの3手で大きな変化を出す
今日は3×3をサクッと勉強してみました。
映像化もできそうです。
「え?こんな事で、体が変わるの!?」
3ツの見方と、3ツの手技
それをするだけでも、かなり体に変化をだして、他の手技の"入り"が違う。
次回は「腰痛」にしようかな。
「腰痛」って一言で言っても、"中身"は様々です。
同じ様な痛みでも、引き金となっている場所が異なれば、整える場所も当然違う。
腰痛の引き金を見極め、的確に、手数を少なく(クライアントの体への負担を少なく)整える。
面白いかも。
次回は、5/16(火)
自然整体勉強会
10:00〜12:30
テーマ【腰痛】他リクエスト
6,000円
(頭蓋受講者:5,000円)
頭蓋調律
13:15〜16:00
テーマ【木】前頭骨・鼻骨・篩骨・肝・胆
20,000円
(復習:2,000円)
4/18(火)
おはようございます
明日のセミナー、まだ2〜3名程、ご参加頂けます。
10:00〜12:45
整体勉強会
テーマ
*参加者のリクエスト
に加えて、
*検査の重要性
時間があれば
*ヘルニア・ストレートネック・骨盤の歪みなど対処法、何故脂肪が付くのか?…他
テーマ色々
6,000円
(頭蓋受講者:5,000円)
***
頭蓋調律
テーマ【土】
側頭・頭頂・脾・胃・膵
胃の反応は、頭頂骨を診るとわかる。
頭のてっぺんの頭痛やフワフワするめまいは胃の不調。
胃は東洋医学では後天の精を宿す腑であり、腎臓に続いて最重要の臓器です。
脾臓は免疫系、粘膜系、血液系に関連すると共に、内臓全体の位置を安定させるなど無視できない臓器。
体の中心に位置する【土】の臓器。
五行でも中庸を担う、非常に重要な部分となります。
13:15〜16:00
初参加:20,000円
再受講:2,000円
*多少時間が前後することもあります*